大崎

大崎市は宮城県の北西部にあり、平成18年に古川市・松山町・三本木町・鹿島台町・岩出山町・鳴子町・田尻町が合併して生まれました。ここでは東西に約80kmと長く人口も13万人近くいる広大な大崎市の不動産売却に関する情報を調査しました。

大崎市の地域密着の不動産会社紹介

大崎市は複数の市や町が合併してできた新しい市のため、地域密着と言うより宮城県内を広域にカバーする不動産会社が売買物件を取扱っています。

新幹線の停車駅でもある古川駅を中心に宅地開発が進んでおり、今後は不動産会社の進出も期待できますが、市全体としては石巻市から山形県に近い地域まで広いためオンライン査定などに対応している不動産会社が便利です。

イエステーション南仙台駅前店

名取市・岩沼市を中心に不動産売却の実績数が多く、不動産の売却は仲介売買が基本ですが買取保証付きです。

イエステーション南仙台駅前店の評判や不動産売却情報

大崎市の不動産売買事例

大崎市は面積が広いため不動産物件数は比較的多めですが、山間部の割合も高く住宅地として不動産売買が活発なのは中西部の古川地区と仙台へも通勤圏内の東南部です。古川地区は市の中心市街地として開発も進んでいます。<br><br>その他の都市再生整備計画で名前があがっているエリアは鹿島台駅周辺地区、岩出山地区で、国土交通省の不動産取引データを参照しても売買実績が多いことが確認できます。ただしマンションに関しては古川駅周辺以外はほとんど実績がありません。<br><br>大崎市内での不動産売買事例として、国土交通省の不動産取引価格情報検索から各地の具体的な取引価格と物件概要を紹介します。

※参照：国土交通省｜土地総合情報システム 不動産取引価格情報検索

大崎市の戸建て売買価格例

大崎市岩出山の土地＋建物の売買例

• エリア：大崎市岩出山
• 最寄駅：岩出山駅から8分
• 取引総額：1,000万円
• 坪単価：-
• 面積：410㎥
• 形状：長方形
• 延床面積：140㎥
• 構造：木造

大崎市三本木の土地＋建物の売買例

• エリア：大崎市三本木
• 最寄駅：古川駅から1H～1H30
• 取引総額：2,600万円
• 坪単価：-
• 面積：230㎥
• 形状：長方形
• 延床面積：120㎥
• 構造：木造

大崎市鹿島台の土地＋建物の売買例

• エリア：大崎市鹿島台平渡
• 最寄駅：鹿島台駅から9分
• 取引総額：2,100万円
• 坪単価：-
• 面積：250㎥
• 形状：長方形
• 延床面積：120㎥
• 構造：木造

大崎市のマンション売買価格例

大崎市は山間部の割合が高いため、中古マンションの物件数は少なく国交省の「土地総合情報システム」掲載の売買事例は4件。民間の不動産情報サイトでも10件程度で、新幹線が通る古川駅周辺に集中しています。

大崎市古川旭のマンション売買価格例

• エリア：大崎市古川旭
• 最寄駅：古川駅から14分
• 取引総額：1,500万円
• 坪単価：-
• 面積：65㎥
• 構造：RC

大崎市古川李埣のマンション売買価格例

• エリア：大崎市古川李埣
• 最寄駅：古川駅から20分
• 取引総額：770万円
• 坪単価：-
• 面積：65㎥
• 構造：SRC

大崎市古川中里のマンション売買価格例

• エリア：大崎市古川中里
• 最寄駅：古川駅から25分
• 取引総額：600万円
• 坪単価：-
• 面積：65㎥
• 構造：RC

大崎市の土地売買価格例

大崎市鹿島台の土地売買価格例

• エリア：大崎市鹿島台木間塚
• 最寄駅：鹿島台駅から3分
• 取引総額：1,100万円
• 坪単価：8.3万円
• 面積：430㎥
• 形状：長方形
• 今後の利用目的：その他

大崎市古川大幡の土地売買価格例

• エリア：大崎市古川大幡
• 最寄駅：古川駅から28分
• 取引総額：830万円
• 坪単価：11万円
• 面積：250㎥
• 形状：ほぼ正方形
• 今後の利用目的：住宅

大崎市古川福浦の土地売買価格例

• エリア：大崎市古川福浦
• 最寄駅：古川駅から30分～60分
• 取引総額：470万円
• 坪単価：9.1万円
• 面積：175㎥
• 形状：長方形
• 今後の利用目的：住宅

大崎市の不動産情報まとめ

大崎市では陸羽本線と新幹線が接続する古川駅を中心として都市再生整備計画が進んでおり、商業地はもちろん宅地開発も積極的に進められているため、今後は新築物件の販売だけでなく中古物件の需要も増えていくことが予想されます。

大崎市の取引件数で見る傾向

土地	148
土地と建物	100
中古マンション等	4
農地	87
林地	10

※参照：国土交通省｜土地総合情報システム 不動産取引価格情報検索より2019年第2四半期の件数を抽出

市の中心地以外は農地や林地など住宅地以外の取引物件割合が高いので、マンションはピンポイントで建設されることはあっても需要が急激に高まることは期待しにくい状況となっています。

古川以外にも鹿島台駅周辺や岩出山地区などは重点開発エリアとして指定されているため、そうしたエリアについては一戸建て（建物＋土地）を中心として今後は需要や取引件数も増加していくことが予想されます。

大崎市の地価状況

大崎市の2019年平均公示地価は2万4166円/㎥ で前年からの変動率は-0.61％とやや下落傾向にあります。10年間の推移を見てみると地価公示価格は徐々に下がっていますが不動産取引価格平均は逆に上昇傾向にあります。<br><br>大崎市の住宅の平均相場は18,800円と、仙台市内の他のエリアと比べると比較的安め。最も地価が高いのは古川駅前大通3丁目の5万4500円/㎥ で、その他も古川駅近くは4万台円/㎥ と突出して高いことがわかります。鳴子温泉など山間部になると2万円/㎥ 以下のところもあるため平均地価だけだと全体を把握しにくい面があります。

※参照：宮城県公式｜平成30年度宮城県地価調査「市（区）町村別・用途別集計表」[PDF]